今後の話

追放者諸君

Conan ExilesはFuncomにとって大成功と言える。30日間で実に480,000本を販売し、2週間以上にわたりSteamの「全世界売り上げ上位」リストの第1位だった。素晴らしいファンとプレイヤーのコミュニティーが、多数のフィードバックや非常に重要なバグ報告を寄せてくれなければ、この快挙は実現できなかっただろう。将来のこのゲームに期待することに関する意見も非常に役立った。この場を借りて、皆さんに感謝したい。

今日は、今後予定しているコンテンツアップデートの一部について詳細な情報を提供する。大半はもうすぐリリースする予定のものだ。また、Conan Exilesのロードマップについても述べる。Conan Exilesを最高のゲームにするために、かなりの額の資金を投じている。プログラマーはバグを潰し不正なチートを防ぐために大変な努力を続けている。アーティストとデザイナーは、ダンジョン、ゲームメカニズム、ゲーム内アイテム、生態系のような新コンテンツを制作に励んでいる。

今後は、Conan Exilesの開発は3つの独立したラインに分けて進めてゆく。第1ラインはパッチに取り組む。バグ修正、性能改善、安定性向上などのアップデートを1~2週間ごとに提供する。ここには、コミュニティの要望に応えるための小さな機能追加なども含むことになるだろう。

第2ラインはゲームの大型アップデートだ。提供頻度は低くなるが、大がかりで目立つゲームへの機能追加を行う。例えば粛清のようなものだ。現在の計画では、早期アクセス期間中に4~6回程度の大型アップデートを予定している。おそらく2017年夏までに2~3回、2017年末までにさらに2~3回提供することになるだろう。最後のアップデートは、2018年の第1四半期になるはずだ。

最後に第3ラインだが、これは家庭用ゲーム機でのリリースに注力しつつ、生態系のような一層大規模なコンテンツアップデートも担当する。生態系というのは、ゲームマップに異なる環境を追加するものだ。これらのアップデートにより、ゲームに新しい地形・モンスター・装備や、新規の神の化身なども追加されることになるだろう。

Conan Exilesの次の展開

投石器については以前ブログで紹介したが、攻城塔や化身守備、また倒した敵の死体を保存しておける死体庫などの計画については話していないはずだ。

投石器は、突入に先だって敵の砦の防御を打ち倒すものだ。これは複雑な攻城兵器であり、生産にはコストがかかるが、突入部隊には極めて有用な追加になるはずだ。これを機能させるには大量の石が必要になる。発射したい物に見合う重さのおもりが必要だからだ。おもりの石をたくさん搭載すれば、発射物が遠くまで届くようになる。投石器はきちんと狙いをつけることも必要だ。次のビデオを見てもらえば、投石器の機能が理解できるだろう。

 

鎧や衣類をカスタマイズするための染色システムも、将来追加する予定だ。このアップデートが提供されると、プレイヤーは周囲にある資源の中から色素を集め、それを使って染料を生産できるようになる。衣類や鎧の各部分を異なる色にできるので、自分だけの物を身に着けているという感じがするようになるだろう。これはクランにも役立つはずだ。クランの色を決めておくことで、白熱した戦闘の中でも敵と味方を見分けることが容易となるからだ。

 

新ダンジョンも、もうあと少しで提供できる。これは追放の地の遺跡の下にある暗く不吉な場所で、他の場所とは異なる獣が隠れている。この暗い回廊に乗り込み、恐ろしい存在を発見し倒すことに挑む追放者は、数々の腹を減らしたモンスターや意地の悪いワナを相手にすることになる。

Conan Exilesの年内の展開

Conan Exilesの早期アクセス期間は約1年間になると見込んでいる。その後、2018年に正式ローンチだ。この期間中には、粛清、動物の調教、騎乗、魔法、入植地システム、生態系といった大がかりなアップデートのいくつかをゲームに追加することになるだろう。

粛清は、敵国が追放の地にNPCを送り込み、ありとあらゆるものを襲撃し、略奪し、破壊し尽くす。プレイヤーは一致団結して粛清の脅威に対抗するか、そうでなければどこかに隠れて粛清が過ぎ去るまで神々のどれかに祈り続けるしかない。危険を覚悟で立ち向かえば、それに見合うだけのものが手に入るはずだ。だが、勝ち目のある戦いをするためには、十分な時間をかけて守備を敷く必要があるだろう。

動物の調教は、おおむね奴隷と同様の仕組みになる。プレイヤーは適切な動物を選び、それを引きずって連れ帰り、特別な飼育所に入れる。そこで動物の意志を砕き、従順な家畜にするのだ。ポイントは、この調教というのは努力が必要なプロセスだとういう点だ。同時に動物の奴隷という仕組みも導入する。ペットや輸送に利用するほか、騎乗用にもなる。また、ペット用の装備も導入して、お気に入りのペットをカスタマイズできるようにする。

最初は、馬やラクダを調教して移動や荷運びに使うことから始めることになるだろう。大型のサイやゾウといった獣は、攻撃用途に向くだろう。騎乗戦闘についても取り組んでいる。

魔法のシステムは、既存の弱体化システムである堕落に対する追加要素になる。現在の堕落は、追放の地のある種の暗い場所に入り込むことにより、プレイヤーのキャラクターが悪影響を受けるものだ。堕落の度合いが進むと、魔法の力が強化されるが、代償も増える。強い魔力を得るためには自身の健康や体力を削る必要があり、肉体的には弱くなってしまうというわけだ。その見返りの一つは、魔法システムによって死霊術や召喚の儀式を利用できるようになることだ。邪悪な存在を呼び出して自らの意思に従わせるのだ。

現在の奴隷システムは入植地システムとの関連で強化する。街での生活や、行動スケジュール、また、兵舎・農耕・商取引などの担い手となるのだ。街や村での生活要素を追加することに加えて、奴隷のタイプも増やすので、追放の地で可能な活動の幅も広がる。奴隷は生き生きと動き回り、夜には休息が必要になる。誰がいつ何をしているのかを把握することが必要になるだろう。捕らえた奴隷を解放するというシステムも追加を予定している。苦難の輪で意志を砕くのではなく、自ら進んで働いてくれるのだ。

ハイランドの生態系というものもある。これは今後数か月間では最大のアップデートになるはずだ。ハイランドというのは新ゾーンで、雪深い山岳地帯だ。追放の地の砂漠よりは若干住みやすい気候と言える。緑も多少多い。だが、岩や荒地も多い。この生態系で、ゲームに気温システムを追加する予定だ。生存に必要な条件がまた一つ増えることになる。信仰システムにも、生けにえの祭壇や新規の神々の追加によって拡張する。

この説明で、Conan Exilesの今後に関する概要を理解してもらえたことと思う。早期アクセスが進むにつれて、今後の記事でも一層の詳細情報をお知らせするつもりだ。

それでは。

Subscribe for updates

Mutant Newsletter
Marketing permission: I consent to allow Funcom Oslo AS to email me news, updates and offers on occasion and understand each mail will contain unsubscribe information.
Posted in